エビリファイ

平成31年4月11日(木)、それまで処方されていまインプロメン錠が中止になり、新しくエビリファイ錠が処方された。

エビリファイ錠は5~6年前に飲んだ経験があり、そのときにとてもよく効いたので、主治医に申し出て処方していただいたのだ。

私が飲んでいるエビリファイ錠は6ミリ錠で、これを朝・昼・夕の一日3回に分けて処方されているから、一日に18ミリ飲んでいる計算になる。

去年、エビリファイ錠の改良型として、レキサルティ錠が発売されたが、私はあえてエビリファイ錠の処方を打診してみた。前述のとおり、以前に飲み、よく効いた経験があるからだ。

さいわい、エビリファイ錠によるアカシジアジストニアなどの副作用はほぼ皆無で、若干の振戦と口渇が感じられる程度だった。しかしこれにはもちろん個人差がある。私にはエビリファイ錠が合っているのだろう。おおきな副作用が出ず、ひと安心だ。

エビリファイ錠の効能は、実に多岐にわたると感じた。統合失調症の症状は、おおきく分ければ「陽性症状」と「陰性症状」であるが、エビリファイ錠は、その両方に対処するようだ。つまり、エビリファイ錠は統合失調症だけでなく、双極性障害躁状態にも効能を発揮するのではないかと思う。

私は統合失調症を罹患しているが、現在は陽性症状はあまり出ず、ほとんどが陰性症状なので、陰性症状にも効くエビリファイ錠には、だいぶ助けられている。

あくまでも私の個人的な実感に過ぎないが、エビリファイ錠の投与をはじめて3~4日で、さっそくエビリファイ錠が私に力を与えた。

エビリファイ錠は、幻聴や妄想などの陽性症状は抑えながらも、無気力や疲れやすさなどの陰性症状を持ち上げてくれた。

もちろん、これには個人差があるから、私のこの感想を鵜呑みにはしないでいただきたいが、うまく嵌まればエビリファイ錠は『神様』のような生活に欠かせぬ存在となり得るだろう。

ただ、エビリファイ(ジェネリック医薬品を含む)の液剤には、要注意だ。私は未体験なのだが、エビリファイ(アリピプラゾール)の液剤は、とにかくまずいとのことだからだ。私もリスパダール(リスペリドン)の液剤なら経験者なので、エビリファイの液剤のまずさも容易に分かる。

また、エビリファイには、口腔崩壊錠(OD錠)も出ている(これは甘くて飲みやすい)も出ていると付記する。

私はいま、エビリファイジプレキサの二足のわらじで統合失調症の治療に励んでいるが、エビリファイがもたらしたよい効能には、まさに脱帽だ。