睡眠薬あれこれ

皆さま、こんばんは。

今回はどんな記事にしよう、と迷走していましたが、漸く書きたい記事が見つかりました。

それは「睡眠薬」です。

私は統合失調症と紐づいて、睡眠障害の症状があります。そこでなくてはならないものが、睡眠薬です。

いやー、今までに実にさまざまな睡眠薬を飲みました。

 

<飲んだことのある睡眠薬の一覧>

ハルシオン

リスミー

レンドルミン

エバミール

ユーロジン

サイレース

ベンザリン

ドラール

アモバン

 

書いていて自分で驚いてしまうくらいの睡眠薬です。

 

さて、いま処方されている睡眠薬は、フルニトラゼパム錠という、サイレース後発医薬品(ジェネリック医薬品)です。これは劇的に効能を発揮しています。

しかしながら、なかには当然、私に合わない睡眠薬もありました。その代表例はリスミーです。これはほとんどまったく仕事をしてくれやしませんでした。

おそらく、リスミーが効かなかった方は多いのではないか、そう私は思います。リスミーが弱い(と言われている)薬だからです。

ところが、リスミーとおなじ「超短時間型」と呼ばれる睡眠薬で、効かなかった睡眠薬がまだあります。

それは、ハルシオン(トリアゾラム)です。

ハルシオンはまわりでの評判はよい睡眠薬ですが、私にはまったく合いませんでした。

ハルシオンを飲んでいた頃は、0.25mg錠を2錠、すなわち0.5mgのハルシオンを飲んでいましたが、まるでラムネを食べている感覚にしか感じられず、処方からまもなく別の睡眠薬に変薬となりました。

睡眠薬は奥が深いもので、リスミーハルシオンは効かなかったにもかかわらず、よく効いた超短時間型の睡眠薬もあります。

それがアモバン(ゾピクロン)です。

これは本当によく効きました。ただし、製薬会社さんがどうつくったのか、翌朝に口腔内がひどい苦味に襲われました。

このアモバンを改良して完成したルネスタという睡眠薬もあります。これの苦味は、アモバンよりはましだそうです。私は飲んだことがないので、分かりかねますが…。

 

一口に「睡眠薬」といっても、実にさまばまです。

なかには、抗不安薬デパスや、抗精神病薬ジプレキサなどを睡眠薬代わりに服用している患者さんもいます。

 

すこし話が脱線してしまいますが、おもしろい効き方をした睡眠薬があります。

それはユーロジン(エスタゾラム)です。

何がおもしろいかというと、飲んですぐ効くわけではなく、3時間後くらいになって漸く効くからです。それも、ほかの睡眠薬とは違う効能を示しました。なんと倒れ込むように突然寝てしまうのです。私はこんなおもしろい睡眠薬を飲んだ経験はありません。実にユニークな睡眠薬でした。

 

もちろん、最善の睡眠は睡眠薬に頼らないものですが、私(たち)にとって睡眠薬は、生活に欠かせないモノです。

 

なお、効能や副作用などは十人十色です。私には効くけれど別な人には効かない、そんなことは日常茶飯事ですし、私のようなド素人が書いたブログを参考にするのはナンセンス極まりありません。また、上に記した薬品名はすべて処方薬ですので、眠りに悩みを抱えている方は、主治医によく相談してみましょう。

※私は一切の責任を負いませんよ。

 

いま、私が望んでいる睡眠薬は、自然な眠りにいざなってくれる薬です。

フルニトラゼパムの効能に文句はないのですが、正直な話、フルニトラゼパムだと「眠らされている感覚」なのです。

ですから欲を言えば、自然な入眠、自然な睡眠、自然な寝起きのできる睡眠薬があればいいな、とは思います。

 

いつになったら薬を飲まずに寝られることやら…と思いながら、今夜も私はフルニトラゼパム錠を飲んで、床に就きます。

 

 

 

エビリファイ

平成31年4月11日(木)、それまで処方されていまインプロメン錠が中止になり、新しくエビリファイ錠が処方された。

エビリファイ錠は5~6年前に飲んだ経験があり、そのときにとてもよく効いたので、主治医に申し出て処方していただいたのだ。

私が飲んでいるエビリファイ錠は6ミリ錠で、これを朝・昼・夕の一日3回に分けて処方されているから、一日に18ミリ飲んでいる計算になる。

去年、エビリファイ錠の改良型として、レキサルティ錠が発売されたが、私はあえてエビリファイ錠の処方を打診してみた。前述のとおり、以前に飲み、よく効いた経験があるからだ。

さいわい、エビリファイ錠によるアカシジアジストニアなどの副作用はほぼ皆無で、若干の振戦と口渇が感じられる程度だった。しかしこれにはもちろん個人差がある。私にはエビリファイ錠が合っているのだろう。おおきな副作用が出ず、ひと安心だ。

エビリファイ錠の効能は、実に多岐にわたると感じた。統合失調症の症状は、おおきく分ければ「陽性症状」と「陰性症状」であるが、エビリファイ錠は、その両方に対処するようだ。つまり、エビリファイ錠は統合失調症だけでなく、双極性障害躁状態にも効能を発揮するのではないかと思う。

私は統合失調症を罹患しているが、現在は陽性症状はあまり出ず、ほとんどが陰性症状なので、陰性症状にも効くエビリファイ錠には、だいぶ助けられている。

あくまでも私の個人的な実感に過ぎないが、エビリファイ錠の投与をはじめて3~4日で、さっそくエビリファイ錠が私に力を与えた。

エビリファイ錠は、幻聴や妄想などの陽性症状は抑えながらも、無気力や疲れやすさなどの陰性症状を持ち上げてくれた。

もちろん、これには個人差があるから、私のこの感想を鵜呑みにはしないでいただきたいが、うまく嵌まればエビリファイ錠は『神様』のような生活に欠かせぬ存在となり得るだろう。

ただ、エビリファイ(ジェネリック医薬品を含む)の液剤には、要注意だ。私は未体験なのだが、エビリファイ(アリピプラゾール)の液剤は、とにかくまずいとのことだからだ。私もリスパダール(リスペリドン)の液剤なら経験者なので、エビリファイの液剤のまずさも容易に分かる。

また、エビリファイには、口腔崩壊錠(OD錠)も出ている(これは甘くて飲みやすい)も出ていると付記する。

私はいま、エビリファイジプレキサの二足のわらじで統合失調症の治療に励んでいるが、エビリファイがもたらしたよい効能には、まさに脱帽だ。